そのほかのカード:
ドナーカード(臓器提供意思表示カード)
あなたの優しさと思いやりで救える人が必ずいます。
ドナーカードは臓器移植法において、生前に臓器移植への意思表示を明確にしておくためのカードです。
臓器移植には家族の承諾も必要になりますが、ドナーカードをを所持している本人の意思が何より尊重されます。
ですから、自分の気持ちをきちんと伝えることがとても大切になります。
ドナーカードは各地の病院や市役所、保健所、郵便局、運転免許試験所、または一部のコンビニエンスストアなどでも置いてるので、簡単に手に入れることができますし、(社)日本臓器移植ネットワークに直接問い合わせることもできます。
この臓器移植の意思が確認され、移植の適応となる場合は脳死の判定がでたときです。
脳死というのは、呼吸中枢を担う脳幹を含む脳全体の機能が停止し、元には戻らない状態をいいます。
似た状態で、「植物状態」と言われるものがありますが、これは脳幹が死んだわけではないので、自身の力で呼吸をすることができるため、脳死とは全く別のものになります。
脳死は自力で呼吸ができませんし、痛みを感じることもなくなり回復することはありません。
人工呼吸器等の助けによって、しばらく心臓を動かし続けることもできるのですが、やがては心臓も止まってしまいます。
ドナーカードの記入は簡単なもので、脳死判定後に臓器移植を行ってもよいという箇所の臓器を◯印で、行いたくないという箇所に関しては×印でチェックします。
臓器提供が可能な組織には心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、眼球等があります。
なお、腎臓、膵臓、角膜は心臓が停止した後でも臓器移植は可能です。
そして書いたカードは、財布や定期入れなどににしまって一緒に持ち歩くようにして下さい。
また、気持ちが変わったらいつでも書き直してかまいません。
ドナーカードは、一種の遺書のようなものと認識されているので法律上、満15歳以上の人が所持していることで有効となります。
ドナーカードの種類で臓器移植を反対する、絶対に行わないという意思表示を示すカードにノンドナーカードも存在します。