遊戯用のカード:
トランプ
必ず誰もがやったことのあるカードゲームです。
最近では、専らカードゲームといえばトレーディングカードゲームを想像されがちですが、カードゲームの原点といえばやはりトランプでしょう。
しかし、このトランプですが、正確な始まりや歴史などが一切明確になっていません。
トランプが改良されてタロットカードになったとか、またはタロットカードが先で改良されたのがトランプだなどと説く人がいるほど発祥は明らかになっていないのです。
カードゲームの中で最も身近な存在であるがために、そういった謎を抱えるトランプに思わず魅力を感じてしまいます。
ただ、発祥についてはわからなくても、14世紀にヨーロッパから伝わってきたものだということなど、ある程度の把握はできてきました。
その当時は、カード56枚と絵札22枚の計78枚で構成されていました。
そしてヨーロッパで改良されていくことによって今の52枚+ジョーカーという枚数に変化してきたのです。
15世紀になって、印刷技術が発展することで、ヨーロッパ全土から世界各地に伝わったとされています。
日本に伝わったのは鉄砲が伝わった室町時代で、トランプと鉄砲は同時に伝わったものとも言われています。
トランプとは直訳すると「切り札」という意味を表すもので、トランプのことを「トランプ」と呼んでいるのは全世界でも日本だけです。正式には「プレイングカード」と呼ぶようです。
これは、ゲーム中にトランプを伝えた西洋人が切り札をだすときに「トランプ!」と発しながらカードを出していたため、プレイングカードという名前を「トランプ」と間違って覚えてしまったそうです。
トランプの遊び方は、”スピード”や”大富豪”、”ババ抜き”、”7並べ”のように全国統一のルールがあるものもあれば、各地でのルールにそった独自のルール、「地方ルール」が築かれたりと、とくに決まりはありません。
自分だけの遊び方を作り出して楽しむというのも面白いかもしれません。
最近ではルールのある遊びだけでなく、マジックや手品にも利用されているのを大変多く目にします。